革製品、顔料仕上げと染料仕上げのメリットとデメリットをおさらい
店頭に並ぶ様々な革製品。
ブラックやキャメルなど、様々なカラーバリエーションが販売されていますが、それらはすべて塗装されたものです。
革製品は品質はもちろん、塗料によっても仕上がりに違いが生まれます。
その中でも今回は塗料に着目して違いや特徴についてご紹介します。
染料仕上げのメリット
革製品の塗料は、ざっくり染料と顔料の2種類があります。
染料仕上げは革の繊維を内部から染め上げる方法で、アニリン染料を使うことから、「アニリン仕上げ」と呼ぶこともあります。
透明感のある薄い膜で革の表面を覆うことから、革本来の表情、皺やキズなどが楽しめるのが特徴です。
カーフ(生後6か月くらいまでの子牛の革)など、キズが少ない高級革によく使われます。
染料仕上げは、染めても革独特の自然な風合いが残るので、使い込むことで色つやの変化を楽しむことができ、経年変化する味わいが魅力。
キズがついても、内部の繊維まで染まっているため、使っているうちに目立たなくなるのもメリットでしょう。
染料仕上げのデメリット
塗料の耐久性が低いため、染料仕上げの革製品は取り扱いに注意が必要です。
耐水性も低いので、汗や雨水がシミになることも。
服とこすれることで色移りや色落ちしやすい面もあります。
顔料仕上げのメリット
顔料仕上げは、革製品の表面を分厚い塗膜でコーティングするように色を着ける方法で、革のキズなどを目立たなくさせる効果があります。
鮮やかな色味が出やすい上、高い耐久性と撥水効果もある程度あるため、キズやシミにつよく、ほとんど色落ちしません。
料仕上げのデメリット
厚い塗膜で革の表面を覆ってしまうので、キズや皺をカバーできる反面、革本来の自然な手触りは失われます。
耐久性が高いので、何年経っても変化が見られにくく、経年変化を楽しみたい方には向いていません。









