悩む革製品の塗装。染料仕上げと顔料仕上げ
● 2022/06/20
革製品は、塗装方法によって仕上がりがまったく変わってきます。
そのため、染料仕上げと顔料仕上げ、どちらにするべきか迷う方も多いことでしょう。
どちらの仕上げ方法にもメリットとデメリットがあります。
それぞれの特性をよく知っておき、目的に適った塗装方法を選択するとよいでしょう。
どんな革製品にしたいのか
革の風合いを楽しむことができ、自然な発色が魅力の染料仕上げ。
キズなどをきれいに隠し、耐久性が高く、鮮やかな発色が楽しめる顔料仕上げ。
どちらにするかは、その革製品に何を求めるのかによって決めるとよいでしょう。
使い込むことで徐々に変化していく革の風合いを楽しみたいなら、染料仕上げ。
キズやシミに強く、メンテナンスを簡単に済ませたい革製品なら、顔料仕上げといったように、目的に適した塗装方法を選ぶのもよいですね。
また、その革についているキズやシミなどの数で塗装方法を決めるのもよいかもしれません。
例えば、最近では世界的に革製品の消費が高まっており、国内外ともに、状態の良い原皮の流通量は少なくなってきているのをご存知でしょうか。
染料仕上げで革本来の風味を楽しむには、そもそもの原皮の状態が良質かどうかが問われるでしょう。
染料仕上げ、顔料仕上げ、それぞれを目的に合わせてうまく選ぶことで、お客様が求める革の風合いや色味をうまく表現し、評判を高めていきましょう。
革製品は長く使うことが多いものです。
イメージに合った染め方の革を選ぶことが、革製品を長く楽しむポイントとも言えるでしょう。









